ストリングスのバッキングを打ち込む
前記事➡ストリングスの扱い方+Sonatina Symphonic Orchestraでストリングスをまともに使う方法 - 音楽系のなんとやら
ストリングスの扱い方について書いたところ、ストリングスのバッキングについても書いてくれと言われたので書いていきたいと思います。
僕の場合は一つのコード、例えばCのコードならそれをバラして個々の楽器に割り当てています。
この図のようにヴァイオリンは高いド、ヴィオラはソ、チェロはミ、コンバスは低いド、という風に打ち込むとバランスが良くなります。
チェロはちょっと特殊な扱いをしていて、基本の音に近すぎないようにして、2つ音を配置しています。
チェロというのは個人的に「動く低音」的な存在だと思っていますので和音を奏でる場合は音が汚くならない音を二つほど鳴らしています。
この汚くならない音というのは、中音パートをヴィオラに任せているのでその音が曇らないようにと、どうしても中低音の音というのは和音が近いと聞きづらくなってしまうからです。
これがC2のドとミの和音
これがC1のソとC2の和音
「低音に触れつつも中音域を立たせる」的な使い方なので僕は2つ目の方をいつも使っています。
そしてそれらの技法を全部集めたのがこちら
迫力が出ている仕上がりになっていると思います。
僕が書けるのはこの位ですが、少しでも参考になれば幸いです。
☆この記事と合わせて読めばオケの扱いはバッチリだね!➡ストリングスの扱い方+Sonatina Symphonic Orchestraでストリングスをまともに使う方法 - 音楽系のなんとやら