音楽系のなんとやら

誰も知らないフリー音源を探す旅

無料のアナログコンプ『Leveling Tool』を使って楽器に”あたたかみ”を手に入れよう


 今回はフリーだと意外と少ないアナログ系コンプの紹介です。

 最近のプラグインは優秀で、原音を崩さないコンプレッションが可能なコンプレッサーやリミッターが多数販売されています。

 しかし、「Waves GoldやOzoneなどを使ってMixしているとどうしても音がクリアになりすぎる…」「もう少し荒々しさや生感を曲に付け足したい…」など、アウトボードを入手することが困難な宅録DTMerは苦労しているはず。しかし有料のコンプを買うお金はない…

 そんな時に有用なのがこのLeveling Tool。

 

Leveling  Tool

 若干独特な見た目をしていますが、慣れてしまえばお手の物。「PEAK REDUCTION」でコンプレッションし、「GAIN」でアウトの音量を決定する。他は基本的なコンプと同じ使い方で問題ありません。

 ドライブやサイドチェインの設定も変更できるのでアナログライクな見た目とは裏腹に割と自由な設定ができます。

 

 基本的に私は生ドラムのバスに軽くかけて音を前に出す役割で利用しています。

 バスコンプとしての設定なので、あまりきつく掛け過ぎず、

  • ATTACK … 200
  • RELEASE …  10
  • RATIO … 2

 要するに一番緩くしてピークリダクションで持ち上げていくという方法でやっています。

 もちろんこの限りではなく、 この設定から徐々にノブを回していき楽器毎に最適だと思うコンプレッションを行います。

 

ダウンロード

Win/Mac対応

Leveling Tool – AdHd

 

 確か会員登録をしなくてもダウンロードできたと思いますが、登録しておくと今後のセールなどの情報も入ってくるのでやってしまった方が手っ取り早いです。

  気に入ったら開発者の方に4.99ドルのコーヒーを奢ることもできるのでもしお布施したい人はカートにその項目を選んであげてください。

Slate Digital マスタリング用プラグインエフェクト FG-X

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