アホみたいに音量を上げても音割れしなくなるプラグイン【TLs Maximizer】
凄い怒られそうな記事です。
ミキシングの時、コンプで潰したり、リミッターを掛けたり、色々やりますよね。
しかし思うとおりに音圧が上がらない。仮に上げれたとしても音が割れたりゴワゴワしてしまう…そんな経験はありませんか?
本気でミキシングする時にはアレですが、ちょっと遊びで作った曲やネタ曲のミキシングに時間を割きたくない、しかし音量や音圧は下げたくない、そんなときに使うと効果があるプラグインを紹介します。
TLs Maximizer
開発が既に終了しているプラグインですが、個人的に後継機よりも使用頻度が高いプラグイン。
少し変わっていて、なんとこのマキシマイザー、LR別々に処理ができる変態的プラグインなのです。
L1等のマキシマイザーはセンターで処理をします。すると「1」の音圧を一気に上げるので音割れが生じます。(多分)
しかし、LRで処理をすることで「0.5で潰した音」+ 「0.5で潰した音」という処理になるので、音への負担が少なく音圧を稼ぐことが出来ます(多分)
最高記録はRMS-5.4。下手くそな自分がやったら普通なら確実に割れます。
LR処理の仕方
TLs Maximizerを二本インサートし、左上の△を押すと出てくるStereoになっている部分を、片方はLEFT、もう片方はRIGHTにして終了。
DOWNLOAD
上記のリンクから「TLsmaximizer_1-1.zip」をダウンロードして完了。
このプラグイン、チョコチョコっと曲をやりたい場合などに使ったり、インサートした音源に合せてギターで遊ぶ時などに不用意にトラックの音量を下げなくて済むので重宝します。